1. |
oxygen
04:20
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海の中で水を求めるように
空の上で雲を求めるように
君の腕で愛を求めるように
決して満足は出来ないとしても
もう少しで迎えるべき終わりも
酸素が吸えずに苦しんだことも
首を締め付けられる気持ち良さも
どうでもいいように溶けていった
果てなく求めて伸ばした腕さえ
君の海で消えてなくなるのなら
君の唇で私を塞いで
そこから酸素を吹き込んでくれよ
海の中で水を求めるように
空の上で雲を求めるように
君の腕で愛を求めるように
あるはずのないものに手を伸ばして
海の中で水を求めるように
空の上で雲を求めるように
君の腕で愛を求めるように
決して満足は出来ないとしても
もう少しで迎えるべき終わりも
酸素が吸えずに苦しんだことも
首を締め付けられる気持ち良さも
君の腕の中で溶けていった
どうしてと問う思考すら回せず
身動きの一つ取ることも出来ず
冷たい水の中に溶け込むまで
君に手を伸ばし助けを求めた
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2. |
エレキトロドラマティカ
04:31
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機械のようなんだ
心も無くて
狭いとこでずっと
起動しているだけ
機械のようなんだ
やる気も無くて
もう諦めた
少し手足動かし
呼吸し出したい
生きてる心地
がなぜかしない
私の中に
残るものは何？
軽い悲しみ
枯れ果てた恋
何も感じれなくなった
繋がる電波も放てなくなってしまった
「生きてないまま呼吸だけしたって何も意味ないじゃない…」
「ベースデ壊ータ破」
「定不変設更可」
「いさ従大くっしてくだ人」
「はの利末ご端用」
「あいな推可す満が能を奨いた環性作りま動し境て」
「起エさ確、ソ度だ一認上もフさく再せういアのて動をトウ。」
「中ーロド…」
「通信エラーが発生しました」
「間もなく自爆します」
機械のように何も出来ないまま
じっと画面の奥から世界を見つめて
無機質な顔で涙を堪えて
一生懸命生き続けている
簡単に見えて実は難しい
数々の理論覚え尽くしても
バグった心を電線で繋ぎ
修正することは未だ出来ない
強制終了あっさり受け入れ
エラー画面とにらめっこしている
再度試そうど結果は同じで
デバグに努力する気にもなれない
心電図眺め音を聴いている
バクバクと動く誰かの心臓
これしか生きてる証がないなら
私はただのデータの集まり
少しでいいから接続したまま
体の中で流れてる電波を
分かち合いながら壊し合いながら
繋がること実感したいから
直接触れては火花が散るから
遠く眺めたらいつか届くかな
電子に気持ちを宿せるものなら
私の想いをゼロイチにして
窓の向こう側触れようとすれば
暖かさのないガラスに当たる
.txt形式.wav形式で
存在証明出来ずに
機械のように何も出来ないから
じっと画面の奥から世界を見つめて
無機質な顔で涙を堪えた
「０」か「１」しか答えはない
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3. |
眠り状態
03:46
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ゆらゆら
溺れる
息を必要としてない
くらくら
別れる
私は自由だ
小さな
水槽
私は飾り物になる
ふわふわ
なベッドで
最後の眠りに就く
血に混ざる
何か
なんとなくの魅惑に負ける
終わらない
時を
私とすごしませんか？
不意打ち
明日を
自分から踏み台にした
私が
終われば
終わらない存在になれるのか？
眠り状態
おやすみ
愛していたもの
嫌っていたもの
共に抱いて
果てしない夢を
眠り状態
おやすみ
永久の安らぎ
心地よいゆらぎに
身を任せて
現へさようなら
すやすや
立ててる
寝息が泡になる
ぶるぶる
震える
体が真っ白に染まる
星を
数えてる
意識が少しずつ亡くなる
カラカラ
の瓶に
形のないものが入り込む
眠り状態
おやすみ
月を飾りに
魚を枕に
空を被って
自分だけの空間へ
眠り状態
おやすみ
夢を盾に
息を殺して
色とりどりの世界に
見惚れていよう
麻痺された体
鮮やかなる
香りの中
私は寝る
不思議な気持ち
鮮やかなる
音が響く
私は寝る
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4. |
意識リプレイサー (MINDREPLACER)
04:07
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こんな私が
イケないから
無理矢理変わろうとした
「アナタの完璧になりたい！」
「こんな個性はいらない！」
意識のない抜け殻（人形）みたい
アナタの言葉だけ正しい
描き上げてアナタの色で
上書きして余計な私を…！
アナタの目に触れたい
この殻を抜け出したい
全てを置いたまま自分を差し出したのに…
自分の意思は持たなくていい
私の意識を書き換えてよ！
一人じゃ何も出来ない
哀れなこの人を笑うな…！
もうウィルスに取り憑かれたから
アナタがいなきゃだめだ
でもウィルスに取り憑かれた上
放っておかないで欲しい
アナタの理想になれるなら
屈辱は安いものだ
受け入れた振り向かなさ
貼られたレッテルの最中
ドロドロした体を
自分で壊し上げたよ
意識のある私が嫌ならもういいでしょ？
自分の意思は持たなくていい
私の意識を書き換えてよ！
一人じゃ何も出来ない
哀れなこの人を笑うな…！
もうウィルスに取り憑かれたから
アナタがいなきゃだめなのに
ウィルスに取り憑かれた上
放っておくのはなんで…？
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5. |
ミズコ
05:28
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あの子は水の泡となって
君の心に消え隠れた
無邪気に微笑む
傷で全身が痛む
君が大好きだった
あの子を私が殺した
君が見えない間に
あの子を私が殺した
嗚呼、痛そうに（会いたそうに！）
胸を抱えて
大人になったはずの
頭を撫でる
ねえねえ水子ちゃん？
君を殺したのはだあれ？
さあさあ水子ちゃん！
君を殺したのはアノコ
ねえねえ水子ちゃん？
君を殺したのはだあれ？
さあさあ水子ちゃん！
君を殺したのはワタシ
ねえねえ水子ちゃん？
見るは目の毒、知らないの？
さあさあ水子ちゃん！
欲望は捨てましょう？
君はどうせ昔ばかり
求めるような人だから
犠牲の一人や二人は
どうってこともないかな
君はどうせこの人より
あの子を欲しがるから
犠牲の一人、嫌、「私」は！
どうってこともないから
ごめん
ごめんねみんな
悲しませたのだあれ？
ごめん
ごめんねみんな
悲しませたのアノコ！
ごめん
ごめんねみんな
殺したのはだあれだ？
ごめん
ごめんねみんな
殺したのはアノコ！
ああ、痛そうに（会いたそうに！）
首締め付けて
大人になったはずの
死体を埋める
ねえねえ水子ちゃん？
君を殺したのはだあれ？
さあさあ水子ちゃん！
君を殺したのはアノコ
ねえねえ水子ちゃん？
君を殺したのはだあれ？
さあさあ水子ちゃん！
君を殺したのはワタシ
ねえねえ水子ちゃん？
見るは目の毒、知らないの？
さあさあ水子ちゃん！
欲望は捨てましょう？
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6. |
愉快感
04:12
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縮まない
距離がもどかしくて
足を止めたまま
身勝手な傷口抑え
アナタを今夜に
閉じ込めた。
包む朝と
輪郭の横
しゃがみ苦しんでる
失うもの
出来たことを
一番惜しんでる
「タ吸ア気うがナ空」
「息く吐吐」
「言つ葉放」
「いてら妬そたなまくて全のしまが」
「んライるだすイよラ。」
「き溜もにり罪っ感しまらの溜たま悪が」
「手ったなて負なっしまくにえ」
「快よ愉だなん不！」
細い首元に手を掛けてみたい
アナタの息さえいっそ止めてみたい
涙でアナタの頬を濡らしたい
その切なさを見せ付けたい
アナタの傷を抉ッてみたい
アナタの目に見える光も汚い
そんな光さえ僕は捨て難い
それならいっそ光を失くしたい
泣いてるアナタを抱きしめてみたい
この手には孤独と凶器しかない
「のたタ像ナのア通りでりかっ人想あ間た」
「僕ナかアだタの中のをら」
「▀šп╠ðèした」
ねえ今気持ちいい？
アナタを脅しながら問う指先
涙でのアナタの顔が見えない
ごめんでも後悔は微塵もない
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7. |
（不）愉快感
04:29
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|
これで満足ですか？
分かんないんですか！？
うざったるいその口
塞ぎたくなるなぁ…！
喉が痛いですか？
いいじゃないですか？
苦しいのはきっと
お互い様。
覚えていますか？
ぶちかけた言葉
「君じゃない」って何ですか？
「僕じゃない」って何ですか？
飲んでる水すら
吐き気がしますか？
吐けばいいじゃないですか。
死ねばいいじゃないですか。
変化を分からぬ愚図どもに
「自分は変われると見せつけてやる」なんて
根拠はありますか？
バカじゃないですか。
さっきから鏡からジロジロ見てる
この人ってなんですか？
僕自身ですか？
どちらさまですか？
また、自分の顔すら分からないほど
バカになったんですか？？
元々アナタは
バカな人でした。
否定はしない
安定もしない
「ごめん」は言えても
理由は言えない？
こんな冷たいケージの中でいいのか
こんなアナタがいなくてもいいのか
こんな僕なんていない方がマシか…
不愉快だよ！不愉快だよ！
こんな見苦しい方がいいのか
こんな汚い姿がいいのか
こんな僕はただの迷惑じゃないか…！
不愉快だよ！（不）愉快だよ！
それならいっそ閉じ込めて
与えたその光奪って
処刑される罪人のように
不快・絶望に突き落として…？
不愉快だよ、（不）愉快だよ！
君の大嘘も、この舞台も
不愉快だよ、（不）愉快だよ！
僕の大嘘も、こんな僕も
簡単な論理に溶けてるみたい
感嘆に声も出なくなるみたい
簡単な人にやられてるみたい…
簡単な暴力を愛せてない
感嘆に息も出なくなるみたい
簡単な人に染められるみたい…
「気持ち悪い」
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8. |
眠り状態 piano ver.
02:08
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ゆらゆら
溺れる
息を必要としてない
くらくら
別れる
私は自由だ
小さな
水槽
私は飾り物になる
ふわふわ
なベッドで
最後の眠りに就く
血に混ざる
何か
なんとなくの魅惑に負ける
終わらない
時を
私とすごしませんか？
不意打ち
明日を
自分から踏み台にした
私が
終われば
終わらない存在になれるのか？
眠り状態
おやすみ
愛していたもの
嫌っていたもの
共に抱いて
果てしない夢を
眠り状態
おやすみ
永久の安らぎ
心地よいゆらぎに
身を任せて
現へさようなら
麻痺された体
鮮やかなる
香りの中
私は寝る
不思議な気持ち
鮮やかなる
音が響く
私は寝る
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9. |
oxygen 2019 ver.
04:05
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海の中で水を求めるように
空の上で雲を求めるように
君の腕で愛を求めるように
決して満足は出来ないとしても
もう少しで迎えるべき終わりも
酸素が吸えずに苦しんだことも
首を締め付けられる気持ち良さも
どうでもいいように溶けていった
果てなく求めて伸ばした腕さえ
君の海で消えてなくなるのなら
君の唇で私を塞いで
そこから酸素を吹き込んでくれよ
海の中で水を求めるように
空の上で雲を求めるように
君の腕で愛を求めるように
あるはずのないものに手を伸ばして
海の中で水を求めるように
空の上で雲を求めるように
君の腕で愛を求めるように
決して満足は出来ないとしても
もう少しで迎えるべき終わりも
酸素が吸えずに苦しんだことも
首を締め付けられる気持ち良さも
君の腕の中で溶けていった
どうしてと問う思考すら回せず
身動きの一つ取ることも出来ず
冷たい水の中に溶け込むまで
君に手を伸ばし助けを求めた
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